LIXIL / 窓から紫外線による室内へのダメージと対策とは?
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【LIXILのエクステリアで100のいいコト】45/100
窓から紫外線による室内へのダメージと対策とは?
暖かな日が増え、日中の日差しが心地よい季節になってきました。一方で、この時期に気になるのが紫外線。室内にいても窓やカーテンを通して侵入するため、知らずに浴び続けると肌だけではなく住まいにもダメージが!? 在宅ワークなどで家時間が増えた今だからこそ、ぜひやっておきたい、自分とお家のための紫外線対策で、長くいても快適に過ごせる住まいを実現しましょう。
紫外線は、波長の長さによって「UVA」「UVB」という種類があります。地表に降り注ぐ紫外線のうち約9割を占めるのがUVA。波長が長いため、雲や窓ガラスなどを透過することから「生活紫外線」とも呼ばれています。一方、UVBは屋外での日焼けの主な原因になるため「レジャー紫外線」とも言われ、窓ガラスなどでほぼ遮断できるものの肌の炎症を招いたり、眼のトラブルや皮膚ガンの原因になる場合があります。
室内の紫外線は主に窓から侵入し、日当りの良い窓辺では屋外の約80%、他の場所でも日光の反射や散乱などによって約10%の紫外線が入り込むそうです(※)。紫外線量は春から夏がピークのため、日差しが入る暖かな場所で過ごそうと窓際にワークスペースや子どもの遊び場などを設けている方は注意が必要です。
また、UVAは冬でも夏の半分程度降り注いでいます。晴れた日に比べると、曇りの日で約6割、雨の日でも約2割の紫外線が地表に届いています。つまり季節や天候を問わず、年中紫外線対策を心がけることが大切なのです。
※環境省「紫外線環境保健マニュアル2008」より
UVAを浴びると肌はゆっくりと黒くなり、UVBは短時間で肌にダメージを与えます。住まいも同じように、紫外線は屋根や外壁、エクステリアをはじめ、屋内の家具やフローリングなどに影響を与えます。
〇 フローリング
・表面の変色や浮き、はがれが起こる
・ペイントされているものは塗料が剥がれやすくなる
〇 木製の家具や雑貨
・色あせ、変色が進む
・劣化を早める
〇 カーテンなどの布類
・色あせ、変色が進む
・劣化で穴が開くこともある
〇 レザー製のインテリア
・色艶が失われる
・色あせ、変色が進む
【対策①】窓に、家具に。内側からガードする
〇 窓ガラス
紫外線カット効果を持つ「UVカットガラス」の設置がおすすめ。選ぶガラスによっては、室内の明るさを維持しつつ紫外線をカットすることもできます。
UVカットガラスの設置が難しい場合は、通常の窓ガラスに「UVカットフィルム」を貼ったり、「UVカットスプレー」を吹き付けたりする方法もあります。
〇 カーテン
光を通しながら紫外線をカットする「UVカットカーテン」や「UVカットレースカーテン」、紫外線も光も通さない「遮光カーテン」などがあります。大がかりな工事が必要なく、インテリアコーディネートを楽しみながら紫外線を防ぐことができます。
〇 家具
できるだけ日の当たりにくい場所に置きましょう。専用のUVカットスプレーなら吹きかけるだけで紫外線をカット。また、UV加工が施された布でカバーするとホコリよけにも役立ちます。
〇 フローリング
日の当たる部分にラグやマットなどを敷くと、手軽に紫外線対策ができます。定期的なワックス掛けも劣化の防止におすすめ。ワックスはフローリングとの相性もあるので、事前に仕上がりを確認しましょう。
【対策②】日除けを設置して、外側からカット
窓の外側に「日除け(サンシェード)」を設けることで、高いUVカット効果を得られます。とは言え、「よしず」や「すだれ」は、設置したり外したりする手間が面倒ですよね。LIXILには、機能性はもちろん、操作性やデザイン性にも配慮した日除けが充実。住まいのイメージに合わせて設置すれば、外観の印象もがらりと変わりますよ。
〇 シェード
リクシルの「スタイルシェード」ならスプリングによる巻き上げ式の構造なので、窓の上部のボックスからサッと引き下げるだけで、しっかり日差しをカット。使わない時はすっきり収納できます。テラス屋根やガーデンルームにも取り付けができるので、気持ちのいいアウトドア空間になります。
〇 オーニング
オーニングとは、厚手のキャンバス生地などを使った日除けのこと。リクシルの「彩風」ならは、電動・リモコン・センサーで使いやすく、カフェのようなおしゃれな雰囲気を演出できるのも魅力!
〇 タープ
LIXILの「多目的バー・簡易タープ」なら、壁面への設置が簡単。専用の簡易タープがしっかりと日差しをカットします。多目的バーは洗濯物を干すときにも大活躍します。
※ LIXIL「リクシルのエクステリアで100のいいコト」より参照