LIXIL / 自宅に植物あふれる庭を。イングリッシュガーデンのつくり方
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【LIXILのエクステリアで100のいいコト】62/100
自宅に植物あふれる庭を。
イングリッシュガーデンのつくり方
最近では、おうち時間の増加に伴い、ガーデニングを始めた方も多いのではないでしょうか。自宅の庭が花や緑であふれていると、気持ちが豊かになりますよね。
中でも、自然な雰囲気の草花や樹木を楽しめる「イングリッシュガーデン」に興味を持つ方も多いのでは。イングリッシュガーデンは、さまざまなお庭で取り入れやすい人気のガーデンスタイルです。
今回は、日本の住まいでも楽しめるイングリッシュガーデンをつくるためのポイントをご紹介します。
〇 エリアごとにテーマカラーを考える
配色にルールはありませんが、ついやりがちなのが、気に入った植物をどんどん植えてしまい、まとまりのない庭になってしまうこと。
ガーデニングを始めるときは、最初にテーマカラーを絞りましょう。華やかな庭であれば赤とピンク、爽やかなイメージなら白と青など、色合いをある程度決めておくと植物を選ぶときに迷うこともありません。
〇 日本の気候にあった植物を選ぼう
イギリスでガーデニングに使われている植物が、日本の梅雨や高温多湿の環境に耐えられる種類ばかりではありません。日本の気候にあった植物を選ぶこともポイントです。
たとえば、初心者でも育てやすいペチュニアや日陰でも育つ斑入りギボウシ(ホスタ)などはおすすめです。
〇 高さを出して見応えのある花壇に
イングリッシュガーデンの植え付けでは、「ボーダーガーデン」と呼ばれるテクニックがよく使われます。これは、高さの違う植物を使い、手前から奥にかけて高くなっていくように植える方法のこと。
植物が立体的に並ぶため空間に奥行きが生まれ、見応えのある花壇になります。もし高さを出すことが難しい場合、プランターの下にレンガや花台を置くだけでも高低差がつくので、ボーダーガーデンのように見せることができますよ。
〇 自然素材を中心に取り入れよう
イングリッシュガーデンは、プラスチックなどの人工物よりも自然素材のアイテムを取り入れるほど雰囲気が出ます。
プランターであれば木やテラコッタ、陶器などがおすすめ。DIYが好きな方であれば、レンガで花壇をつくるのも良いですね。また、木製のテーブルやチェアなどのアウトドア家具を設置すると、イングリッシュガーデンらしさが高まります。
〇 アンティーク調の雑貨で雰囲気アップ
「もっとイングリッシュガーデンの雰囲気を高めたい!」という方は、雑貨をプラスしてみましょう。
石でつくられた動物や小人のオブジェ、ブリキの水やりなど……。大きなアウトドア家具を置くスペースがない場合でも、小さい雑貨をひとつ飾るだけで簡単にイングリッシュガーデンの雰囲気がアップします。
しかし、美しいイングリッシュガーデンをつくっても、隣家や道路からの視線が気になると、せっかくの庭を十分に楽しめませんよね。そこで、目隠しとしても効果が高く、イングリッシュガーデンにぴったりな庭木をご紹介します。
高さのある「コニファー」でおしゃれに目隠し
コニファーとは、細い葉を密に茂らせる「針葉樹」の総称。品種によっては高さのあるタイプもあるため、庭の目隠しに向いています。また、冬も葉を落とさずにグリーンを保つので、観賞用としても人気の高い樹木です。
品種によって色や葉のつき方が異なるため、さまざまな種類を並べて植えることで、おしゃれに庭の目隠しができますよ。
庭で育てる場合、日本の気候にも合う「エメラルドグリーン」やメンテナンスが簡単な「ヨーロッパゴールド」などがおすすめです。
生垣にもなる「シルバープリペット」
イングリッシュガーデンに低木を選ぶ場合、暑さや寒さにも強く初心者でも育てやすい「シルバープリペット」がおすすめ。
斑入りの小さな葉が美しく、5~6月には爽やかな白い花を咲かせる人気の常緑樹です。放射状に広げたしなやかな枝が特徴で、イングリッシュガーデンに彩りを与えてくれますよ。
また、シルバープペットは生垣としてもよく使用される庭木のため、道路からの目隠しとしても役立ちます。
庭木を活用した目隠しは、イングリッシュガーデンにぴったりですが、どうしても木々のすき間から自宅が見えることも。また、隣家が近いと庭木を植えるほど、十分なスペースを取れないこともありますね。
そのため、しっかりと目隠しをしたい場合は、フェンスをあわせることをおすすめします。木目調のフェンスであれば、緑あふれるイングリッシュガーデンにも自然に馴染みます。
木のぬくもりを感じる「フェンスAA」
まるで本物の天然木のような美しいデザインで、さまざまな住宅になじむ「フェンスAA」。フレームから柱まで全部材が木調デザインのため、外からはもちろん室内から見ても美しいフェンスです。また、表面は自然な凹凸を施すことで自然な手触りを実現しました。
風通しのよい「サニーブリーズフェンス」
ルーバータイプのため、目隠しをしながらも心地よい風を採り入れられる「サニーブリーズフェンス」。3つのタイプを用意しているので、設置場所にあわせて選べます。
〇 S型(採光タイプ)
採光性の高い樹脂製のパネルが光を通すので、室内まで明るい印象に。
〇 M型(ラッピング形材色タイプ)
あたたかみのある木目調のパネルが、イングリッシュガーデンにもぴったりです。
〇 A型(アルミタイプ)
アルミ素材のパネルで、モダンなどスタイリッシュな住まいにぴったりなフェンス。
自然あふれるイングリッシュガーデンをのびのびと楽しむために、今回ご紹介した庭木やフェンスを組み合わせて、おうち時間をさらに充実させましょう!
※ LIXIL「リクシルのエクステリアで100のいいコト」より参照