わんちゃんが楽しめるデッキとキャンピングカーが停められる駐車場

駐車場作成後
 今回の現場を担当した みのくん は着手からの土工事からウッドデッキまでを管理しながら行いました。
一般的には土工事を行う人と製品を組み立てる人は別なことが多いのですが,Yamasoでは両方できるスタッフがみのくんのほかにもおり、それがYamasoの強さの秘訣です!
 今回の工事は自社施工ならではの取り組みで外注ではなかなか単価が決められないことのように思われます。
 材料発注に関しても、メーカーに頼らず自社で部材の拾い出しを行い、発注。メーカー担当者もこれはよくわからないので材料は入れるけどどうなるんだろうと半信半疑でした。
実際メーカー担当の方もこうやって作ったのかと、仕上がり具合に驚いていました。
 最近難しい現場少ないんだよな?という施工スタッフにいい刺激となりました。


※ こちらのデッキは、床面のたわみによる水たまりや天井を作らないための雨の侵入はお客様の了解のもとで行っております。

  • お庭工事後

  • お庭工事前

  • 駐車場作成前

工事概要

工事場所
横浜市
工事区分
外構リフォーム
工事概要
駐車場の増設、ウッドデッキ
お客様からの要望
壁をくりぬいて駐車場を作成して欲しい 窓からすぐに出れるウッドデッキが欲しい キャンピングカーを止めるので高さ2450mm以上欲しい

工事前

  • 隅切り部分を入り口に駐車場を作成します

  • 止まれの標識もあり、警察へ申請しての標識移動となりました

  • お庭部分、既存は芝生でした

  • 出入り用の扉やウッドデッキもありました

工事中

  • 擁壁の裏側を掘削

  • 擁壁の裏側を掘削

  • 壁解体部分にテープを張り、ダイヤモンドカッターにて切り込みを入れます

  • 上の壁を解体して土の撤去

  • お庭の木の根もありました

  • 入口付近の壁の解体まで完了

  • ひたすら土を撤去します

  • 既存の擁壁の基礎部分も出てきました

  • 土の撤去完了。  2t車、3t車で約70㎥の土の処分でした

  • 建物脇の不足部分の土留め型枠ブロックを積み

  • 既存の壁コンクリートを清掃

  • 駐車場の路盤の砕石を敷き、転圧

  • 土間のワイヤーメッシュ敷 100×100の太さ5㎜を使用しています ワイヤーメッシュは1ます分の重ね。 重ねていないとせっかく入れていても割れが生じます

  • コンクリート厚みは120mm テープの上が仕上がりです。 ワイヤーメッシュの下にはコンクリート製のサイコロを置きます。 これがないと地面にただおいているだけとなり、ワイヤーメッシュを入れていないのと同じになってしまいます

  • コンクリート打設完了 今回はU字溝までです

  • 建物は建築時の資料があり部屋部分が跳ね出しているということでしたので掘り下げています。 当時の写真もあり擁壁を作ってお庭部分を埋めているものでした。 この跳ね出している部分が、駐車する車の扉の位置となり、高さ1800㎜以上ないと、扉が開かないということでした。 駐車場入り口の方が高く、U字溝を据えて床面を低くし有効高さを確保しました。

  • 建物基礎にケミカルアンカーを打ち込みます

  • そこに150mmのH鋼を取り付け、後方には柱を設置。 H鋼の長さは約5mで約150kg 3人で駆使して取り付けました

  • H鋼の上に束柱を立てれば普通のデッキと同じように組み立てられます

  • 車を停めるところは天井を高く。 掃き出し窓部分はフラットにということで段差をつけています

  • シャッターの枠も建ちました

  • 束柱の根絡みも設置

  • シャッターと擁壁の隙間を型枠ブロックで塞ぎます 擁壁を削ることになりましたが、シャッター基礎の大きさを確保するため必要なことでした。

  • 形が見えてきました 標識が邪魔しています。

  • 道路側の床のコンクリート完了

  • お客様のご要望で 3匹のわんちゃんの足型を入れました

  • デッキ床張り

  • デッキの床張り 上から見るといい感じになってきました

  • 標識の移動もようやく完了 警察からの指定工事店でしたが Yamasoの協力会社でしたのでスムーズに申請はできました。

  • シャッターボックスや外壁の8角形型にちょっと苦戦しています

  • 建物形状に合わせて鉄骨の設置

  • シャッターボックスに合わせて大引を設置

  • 補強材を入れながら下地組は完了しました

  • 下地さえ組めば床張りは容易にできます・・・が建物が斜めのため加工に少し苦戦

  • フェンスはお客様ご了承のもとメッシュフェンスを設置しました。 (高床式の場合一般的には強度不足となり推奨しておりません) メーカーにて高さは1200㎜のみのため、シャッターボックス上部には他メーカーの高さ800㎜のフェンスを設置。 金具でフェンス同士をつなぐことで強度を保持しています

  • デッキの隙間に、隙間ふさぎ材を敷設 これで下部への水漏れを軽減します。

  • 隙間ふさぎ材はこのような形です。 人工木材は温度による膨張、収縮がありますのでこちらのゴム製のもので対応しています

  • デッキ材は滑りにくいデッキ材の 三協アルミ社 ひとと木2 木目調を採用 わんちゃんにやさしい商品として 犬と住まいる協会、推奨の商品です

工事完成

  • 車庫の側面は多段幕板を設置 電動シャッターはこの4月に発売されたばかりの高さ2600㎜タイプを採用しました。

  • 内部はこのような形になりました 当初は束柱をバルコニー用柱として検討していましたが 柱が多く邪魔になりそうなため鉄骨を使用して下部に柱が来ないようにすっきりとした仕上がりとなりました 左右の幅で2480㎜ キャンピングカーは凸型形状であることから H鋼は屋根には干渉しないということでのH鋼の設置 建物基礎はちょうど扉部分になり、1800mm以上確保しないと扉が大きく開かない 背面は壁の基礎があり大きく削れず 天井高さは水勾配もあるため有効高さで低い箇所でも2550㎜を確保しました。 また入り口部分の方が高いためグレーチングを敷設し床を下げて高さを確保 6方向だけでは無い制限があり全てをクリアしました

  • 床のコンクリートに入れたわんちゃんの足跡にお客様が着色。ちょっとした遊び心ですね

  • 内部のU字溝には干渉ゴムを敷設 グレーチングのバタつき音がしないように配慮しています

  • H鋼のウェブ面で束柱を受けるため、水たまりができる恐れがありました。 H鋼にあらかじめ水抜き用の穴をあけることで、鉄骨の腐食防止をしています。 H鋼は亜鉛メッキ ローバル塗装をしています

  • 土で埋もれていた内部の壁面は、全面モルタル仕上げを行いきれいに仕上がりました

  • 擁壁外壁面はシャッター周りの補修だけではなく一面の塗装で新旧の色違いが無いように仕上げました

  • デッキの仕上がりです

  • 扉が開くようにデッキの加工 立水栓パンは わんちゃんの足型付きです パン:ニッコーエクステリア社 シャワープレイスパン トレースタイプ

  • 段差の高低差は約200㎜ 車のことを考えるともっと高い方がよいのですが 16歳のわんちゃんがいるため200㎜となりました。 実際にわんちゃんが使用してみると、これより高くしなくてよかったように見られました

ワンちゃん開放!

  • 感触を確認

  • どんな感じかな?

  • ちょっと慣れてきました

  • くつろいでいられそうです

工事概要

営業・プラン・施工管理
山ちゃん
施工スタッフ
みのくん、ほか
スタッフより一言
S様 この度はご依頼いただきありがとうございました。  車両長さの制限、背面の擁壁、歩道側の壁の段差や建物基礎幅の制限、乗り入れ口の低さや、天井面までの高さ、車両の扉が開く高さなど7方向に高さ幅等の制限がありお客様と協議しながら進められ無事にお引き渡しができました。  施工スタッフもやりがいを粋に感じ取り楽しみながら行っており、Yamasoでの一つの伝説の現場となりそうです。 このような機会を与えていただいたS様には感謝申し上げます。  リビングの延長でわんちゃんが楽しめるお庭ができ、ご要望に応えすることができたことに喜びを感じています。 今後ともよろしくお願いいたします
工事価格帯
500~700万
工事期間
2か月間

使用製品

ウッドデッキ
三協アルミ
ひとと木2 木目調
デッキフェンス
三協アルミ
ひとと木 メッシュフェンス
デッキフェンス
積水樹脂
G0フェンス
シャッター
三協アルミ
パレオ A型
立水栓
ニッコーエクステリア
コロル 補助蛇口付き
立水栓パン
ニッコーエクステリア
シャワープレイスパン トレースタイプ

関連の施工事例を見る

メールでお問い合わせ

otoiawase@yamaso.net

お電話でお問い合わせ

営業時間:9時〜18時  

定休日:毎週火曜日 第2、4日曜日