森の中のくつろぎのお庭
横浜市磯子区
庭リフォーム
ウッドデッキとテラス屋根で快適なお庭になりました。
-
お手製のテラス屋根と通路。
工事概要
- 工事場所
- 横浜市磯子区
- 工事区分
- 外構リフォーム
- 工事概要
- 天然木ウッドデッキ テラス屋根 木製フェンス 天然枕木アプローチ 伐採 石積み
- お客様のご要望
- 自然との調和を大事に広いウッドデッキと枕木のアプローチ。庭全体を整理したい。
工事前
-
森の中にある一軒家。自然との風合いを大事に、テラスやレンガ積みなどお手製のお庭でした。 朽ちているものや使っていない部分。柵もないところがあるため危険な場所もありました。
-
-
-
-
現場までの運搬が・・・・。
-
道路より階段を30段ほど降りて
-
まだ階段40段ほどを降りて
-
家に入る階段を上ります。 その間、階段約70段。100mほど離れておりその間はすべて手運びでした。 荷物を持って降りる分にはそんなに体力消耗しないのですが、手ぶらで階段を登りきる方が体力消耗しました。
事前工事 2013年 土留め工事
-
お客様とのきっかけは、こちらからでした。 石垣が崩れそうで歩く通路もおぼつかない。 補強して通路を少し広くしたい。というご要望でした。
-
階段の現状。階段幅と高さがまちまちで歩きにくい階段でした。
-
拡幅前の擁壁。玉石積み擁壁にモルタルが塗ってありました。 木の成長に伴い石積みが崩れかけている状況でした。
-
工事開始。 手運搬ということもあり、H鋼を2m約35㎏。穴を掘り半分埋め込みました。 途中木の根っこもあり、順調に掘れない箇所もありました。その分下記のように控え柱を設置し補強しています。
-
高さ不足している部分は現場にて4面溶接でつなぎ合わせています。
-
柱の埋込深さや転倒も考慮し、 通路側に控えの柱として1m分柱を埋め込み、土留め分の柱とパイプでつないでいます。
-
柱をつなぎ合わせ、高さを揃えました。
-
コンクリート土留め板にて土留めしています。
-
土留め板設置完了。
-
埋戻し、通路の幅が広がりました。
-
舗装勾配用のブロックを積み
-
コンクリートにて仕上げました。
-
外から見るとこのような形です。 鉄骨部材は ローバル塗装(常温メッキ塗装)しています。
-
不揃いの階段も作り直し
-
水がはけるように溝を作り
-
階段の完成。
庭リフォーム工事中
-
住宅も併せてリフォームを行いました。 玄関部分の拡幅と外壁塗装です。
-
高さ15mほど樹木の剪定。 高いところが気にならなくなってきている自分が・・・。
-
高さ15mの樹木の伐採を行いました。近くて高いため元の樹木の写真は撮れませんでした。
-
家の増築も柱屋根下地ができました。
-
地面の高さを調整するため、玉石を1段分まし積みしています。
-
階段脇のフェンス下地用ブロック積み
-
増築の壁下張りの完了です。
-
フェンスの柱はアルミ製。
-
板は杉板に保護塗料(キシラデコール)を塗装し、1枚ずつ張っています。
-
増築部は内装工事中。下地ベニヤと断熱材をを入れてます。
-
お庭の畑となる部分の手すりの設置。 今回は2段として、使ってみてからもう1~2段足すかどうかということになりました。
-
ウッドデッキの下部の路盤。 お庭にあったコンクリート平板等を砕き、敷き詰めました。
-
テラス屋根の基礎の穴です。
-
デッキ下面は、水がしみこまないようにというお客様からのご要望で、シートを敷きました。当初は厚手のブルーシートの予定でしたが、ウッドデッキの上で火を使うこともあるかもしれませんので防炎シートとしました。 またシート上の水を集めるためのU字溝を設置しています。
-
建物の床下に小動物が入らないようにメッシュフェンスを切断して設置しました。 この辺りはイタチやタヌキ、ハクビシンもいるようです。 リスは作業中に何回も見られました。
-
柱根太等がほぼ組み終わりました。
-
土地の形状で、一部崖上に柱が飛び出ている部分もありますが、補強を入れて持たせています。
-
玄関前の下地組です。 現地にあるコンクリート平板を積み重ねて全体の高さを上げています。 普段は柱の長さを長くしていますが、 現地にあるものを処分すると、積込み運搬及び処分費がかかるため現地での利用しています。
-
床板を張り始めました。
-
-
長めのステップです。玄関側から同じ幅で来れるようになっています。
-
ウッドデッキ施工図面の一部です。こちらを作ることでロスなく作業が進められます。このような図面が作成できるのがYamasoの強みです。単にデザインだけではなく、施工面に対しても管理しています。
-
床板をある程度張って、足元が良くなってから、テラス屋根の梁の取り付け。 ウッドデッキ上の中間に柱が来ないように 8mの物をつけています。 こちらはカーポート用の部材を使用しました。
-
テラス屋根の取付け。 茶色い方がテラス屋根の部材。 三協アルミ社 ナチュレテラスを使用しています。
-
大梁から少し飛び出た屋根部材。
-
大梁と、テラス屋根正規の梁の接合部。 通常は茶色い部材のみでその下に柱が来ます。 今回柱を中間に入れないため、 大梁につけています。 上に乗せれば良いのですが、建物の屋根との高さとの兼ね合いもあり、極力大梁を上にあげたい。 というご要望からこの形になりました
-
大梁の上にアングル材を載せて、茶色い梁と接合しています。 一つ上の写真では大きめのアングル部材を大梁の横につけ、その上に茶色い部材を載せて固定しています。 下から止めるだけでは回転の力がかかるため、横からも固定することで強固にしました。
-
梁と建物屋根との計画断面図。 梁下で(有効高さ)で1991mm できるだけ高くしたいお客様のご要望と、製作上最低限必要な高さとのやり取りが、何回も行われました。2センチ、3センチの攻防。。。 こちらは現場対応というわけにもいきませんので 大梁の柱を設置する時点で設計。決定するものでした。
-
屋根とテラス屋根との取り合い。 本体を壁付け仕様というのもありますが、それでは天井面が低くなるので、 破風板に負担がかからないように独立柱仕様に。隙間カバー材を使用して雨水の侵入を防いでいます。
-
高台で吹き上げの風が予想されるため、カタログにはありませんが、補強材を入れています。
-
アプローチのコンクリートの上に単粒砕石を敷設。
-
単粒砕石の上に透水シートその上に枕木を敷設しました。 これでコンクリートの上でも単粒砕石が水の通り道の役割をして、水はけを良くします。
-
枕木を敷き詰めて完成です。
-
工事完成
-
お庭全体の雰囲気です。 緑多い中での開放感のあるウッドデッキが完成しました。
-
ウッドデッキすべてをテラス屋根で覆うのではなく、 部分的に覆うことでより開放感が出てきます。 ドローンを使っての撮影 ではなく、木に登っての撮影でした。
-
-
-
オリジナルの門扉に枕木のアプローチ。 自然の風合いを残しながらのお庭です。
-
玄関へのステップと、テラスへのステップを兼ねて長いステップとしました。 緩くすることでこの先にプロパンガスボンベの運搬もしやすく作成しています。
-
-
中間の柱をなくすことでより開放感のあるテラスができました。
-
-
お部屋からの眺めです。
-
-
-
緑を眺めながらのハンモック。 時を忘れそうです。
-
レンガ敷きのスペース。 こちらはバーベキューコーナーで使用するそうです。
-
こちらは畑用スペース。現在は切り株で作ったテーブル・椅子?を置いています。
-
窓前にはカウンターの作成。床板材を転用しています。
工事概要
- 営業・プラン作成・施工管理
- 山口
- 施工スタッフ
- 矢部・小池・大畑・服部・山口
- 施工スタッフから一言
- S様 この度はYamasoにご依頼いただきありがとうございました。 自然の風合いを生かしながらどのように作るかはもちろんのこと梁の高さでお客様と何度もお話合いの上進められたことも楽しいひとときでした。 階段の運搬や蚊との格闘。真夏の暑いながらの工事といろいろな思いの中で工事を進めてきましたが、お客様との会話をしながらまた何と言っても自然の風合いの中で工事ができたこと。この機会を与えてくださいました。お客様に感謝申し上げます。 ボリュームのあるウッドデッキも出来上がった後に見た横浜の港の景色は最高でした。 椅子に座っていると時間を忘れ、いつまでも遠くを眺めている空間はまさに庭の本来の使い方ですね。 これからずっと使い続けられると思うと羨ましい限りです。 今後もウッドデッキの延長やツリーハウスなど夢が広がるかと思います。 これからも末永いお付き合いのほどお願いいたします。
- 工事価格帯
- 500万超
- 工事期間
- 家増築リフォーム含む3か月
使用製品
- ウッドデッキ
- 天然木
- イタウバ
- 枕木
- メイクランド
- ハイグレード枕木
- テラス屋根
- 三協アルミ
- ナチュレ
- 床レンガ
- 東洋工業
- バンダブリックペイブ