カーポートの雪おろし カーポートの積雪荷重
こちら横浜では今季初の着雪。どのタイプでもカーポートは20cmまでの積雪は大丈夫。
でも意外な落とし穴が・・・。
お宅のカーポートは大丈夫ですか?
カーポートの耐積雪は新雪のものとして計算されています。
新雪であれば水分も含んでいなく、そんなに重くは無い。という認識として一般的には雪の比重を0.3としています。
この数値は建築の屋根材にも適用されている数値です。
でも、雨が降って雪が重くなってしまったら・・・。
左の表のように雪の比重が0.7というようにアップします。
左の図は、三協アルミ社におけるカーポートの雪下ろしの目安です。
ブルーで囲まれている部分が呼び名の20cm耐荷重のものですが、水分を含むと
8cm まで
となってしまいます。
耐積雪50cmの丈夫なものをつけたから大丈夫。。。と言っても
水分を含めば21cmまで。となります。
早めの雪下ろしを行いましょう。
昨年の積雪時のカーポート倒壊のほとんどが、屋根からの落雪によるよるものでした。
右の図のような配置でカーポート作るのが理想形とされますが、なかなか思うように設置出来ないのが現状かと思われます。
カーポートは積雪量に関しては200cmまでのものが販売されていますが、雪の落下に耐えうるものに関しては、ほぼないと言っていいでしょう。
落下=衝撃となりますので不可抗力というあつかいになります。
雪止めの取付などで対策するようにしましょう。
また、住宅の保険を見直してみてください。
火災保険に家の周りのもの。敷地内になるものとして門や塀。カーポートが含まれることが多いです。
中には銀行で入っているから大丈夫と思って見直してみると、お庭の部分は入っていないということもあります。
高額なカーポートを取り付けた場合は・・・。など様々な要件があります。
免責額。最低額。支払額など今一度見直してみて、不具合な個所は入り直したり特約条項を増やすなど対策を練りましょう。