住宅の擁壁工事は外構?住宅会社?どちらでやるのがお得?
こんばんは。
いつもご覧いただきありがとうございます。
本日は、住宅の擁壁工事についてのお話をちょっとしたいと思います。
とかく坂道の多い横浜。
住宅を建築する際には坂道の関係上、土留めの擁壁を作ることが多いです。
擁壁=ようへき と読みます。
鉄筋コンクリート製であったり、CPブロック(型枠ブロック)で作られたりします。
さて、この擁壁工事。住宅を作る前に住宅会社に依頼するのか、外構工事会社に依頼するのか、どちらが良いのでしょうか?。
それはきちんとした仕事ができるのならば、外構工事会社に依頼するのが良いです。
きちんとした仕事・・・というと、語弊がありますがその点についてのお話です。
法律上は2mを超える壁を作る場合は宅地造成の許可が必要となり、役所への申請が必要となります。
こうなると設計申請業務が発生しますので、設計ができる会社に依頼しなければなりません。
外構工事会社では申請業務できる会社はごくまれですので、設計業務は設計士への外注となることが多いです。
YAMASOでは建築士事務所も併設していますので、自社で申請する場合。また外注に出す場合と両方あります。
2m以下の場合は申請業務は不必要となり、施工会社の判断にゆだねられることになります。
価格を抑えるために壁が薄かったり、普通ブロックを使ったり、鉄筋が少なくては話になりませんね。
工事する会社には最低限、2級土木施工管理技士の有資格者がいる会社ではないとダメでしょう。
また、建設業の許可(土木又はとび土工コンクリート)もあると間違いないです。
擁壁工事はある程度の規模があると山留を行ったりと500万円を超えることが多いです。500万円以上の工事をしなければ建設業の許可が必要ありませんが、擁壁工事を行うぐらいの会社であればもっていないと逆におかしいですね。
YAMASOでは建設業の許可は、建築・土木・とび土工コンクリート・石 の4種類を取っております。もちろん管理する側の私は1級の土木・建築両方の施工管理技士を所持していますし施工スタッフも2級土木・建築のいずれかを有していますので、必要な知識は有しています。
実際に2mを超える擁壁を作る場合は外構工事会社、住宅会社どちらに依頼しても、役所への申請業務があるため、出来上がりに大きな差はないかと思います。
では2m以下の場合は、どうでしょう?。
住宅を建築する前に2m以下の擁壁を作ろうとすると、住宅建築の際に、事前の擁壁工事の図面の提出を求められることがあります。
こうなると普通の外構工事屋さんはお手上げ状態になり、うちではできませんと言うことになります。
YAMASOでは難なく作成しますので、特に問題はありません。
これが実際に作成した図面です。
マンションなどの現場監督の経験があれば普通に書けますが、住宅系の監督さんや外構屋さんはあまり書く機会が無いので敬遠されます。
お客様で住宅会社とyamasoとの中間に入って数回やり取りをするだけで30~50万円程安く済みます。
YAMASOでは、擁壁工事の場合、工事最中の鉄筋の写真やコンクリート試験などの記録を残して、お客様に完了時に提出していますので、お客様より評判を得ております。
2m超える擁壁の場合は施工最中の写真を検査の際に役所へ提出しますので、ごく自然な流れなのです・・・。
外構会社に依頼したいけど、この図面が書けないために断られ、、住宅会社にすべてをお任せというパターンが多いです。
業界的に、図面があればできるんだけど・・・・。 という下請け体質はなかなか取れないですね。
YAMASOの工事範囲外の方には、なかなか見つけにくい性質の会社ではありますが
横浜近郊にお住まいの方はラッキー と思ってお声をかけていただければと思います。
結論としては、中間に入って面倒であれば、住宅会社に。少しでも安く済ませたいのでしたら、地道にできる会社を何社も聞いてみる。
ということになってしまいます。
【擁壁工事を絡んだ外構工事を検討していますが、御社では役所に提出するような図面の作成を含めた外構はできますか?】
と聞いてみてください。
YAMASOでは外構をトータルでプロデュースできる
【エクステリアゼネコン】です。
門扉のキャップが取れたので交換してほしい。という方もいれば
高さ5mの擁壁をつくて欲しい。
もちろん素敵なお庭を作ってほしいというご要望が多いですが。。。
お客様に夢を売る商い = それが外構工事業の本質です。
そんな期待に応えられるよう、これからもがんばっていきたいと思っております。
本日もご覧いただきありがとうございました。