デッキの温度比較 その2
こんばんは。
いつもご覧いただきありがとうございます。
前回記載しました、
おかげさまでたくさんの方々に見ていただきました。
ありがとうございます。
天然木の方が熱いという意外な結果に
驚きを感じた方もいらっしゃいましたが
実際触ると、天然木の方が熱く感じました。
天然木の密度の問題でしょうか?
前回、コンクリートの上に直接置いたので、反射熱等危惧する声がありましたので
本日再度計測してみました。
ブロックの上に桟木を渡し、デッキの高さを地上450mm程度の高さに。
通常の設置では大体これぐらいの高さでしょう。
そして計測してみました。
気温28.3℃ 湿度55% 晴天です。
資材は12時ごろに並べ、約2時間半が経過という状態です。
測定した、放射温度計。製品より約50mmの高さより計測。
測定のばらつきを防ぐため、1つの製品に対して、3回計測した平均値です。
それでは発表します。
バルコニーデッキ材(塩ビデッキ) 三協アルミ製 45.4℃
木質系デッキ
アカシアマンギウム 43.5℃
イペ 42.1℃
ウリン 42.0℃
タカショー タンモクパイン 41.9℃
パイン 37.9℃
セランガンバツ 41.3℃
ジャラ 41.3℃
スギ 41.3℃
ヒノキ 41.3℃
リュクスウッド 41.2℃
ヒノキ無塗装 38.9℃
サザンパイン 38.5℃
となりました。
続いて木樹脂系
YKKAP リウッド200 ウォームグレイ 44.7℃ (組立品)
YKKAP リウッド200 ナチュラルブラウン 43.2℃(組立品)
四国化成 ファンデッキHG 41.2℃
アイエクス レバンステージ 41.2℃
YKKAP リウッド200 ホワイトブラウン 40.2℃
LIXIL 樹の木Ⅲ 40.1℃
LIXIL リコステージ 39.8℃
三協アルミ ひとと木 39.8℃
タカショー エバーエコウッド 37.9℃
以上のような結果となりました。
YKKの商品は組立品の物と、カットサンプルの物があります。
組立品の温度が高かったということで
カットサンプルは実際の温度より低いかと思われます。
風通しが良いからということでしょうか?。
参考に夕方に計測してみました。
気温26.6℃ 湿度57% 曇り 日没頃
と計測してみましたが
木製デッキ材
23.3℃(アカシア)~25.5℃(パイン材)
ウリン 24.5℃ イペ24.6℃ タンモクパイン23.8℃
木樹脂系
22.9℃~23.4℃ の範囲でほぼ同じでした。
塩ビデッキ材は22.8℃ でした。
曇りの天気の場合はあまり大きな違いはないようです。
以上ご報告でした。
また来年盛夏の時に実験したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。