山ちゃんブログ

工事着手金は必要?

こんばんは。

いつもご覧いただきありがとうございます。

今日はちょっと乱文になるかもしれませんのでご了承ください。

お問合せいただきました、お客様より

「外構工事の詐欺にあった」

というご相談を受けました。

工事契約で前金を支払い

工事着手で着手金を払ったということです。

工事着手して中途半端なところで来なくなり、

そのまま放置ということです。

私も現地を確認しましたが、

この状態で放り出すか

と思うひどい状態でした。

しかも両方ともに横浜市内の同じ会社です。

あえて名前は出しませんが

同業を営む者として許し難い行為です。

被害にあわれた方は弁護士と相談しているようですが、

他にも数件余罪がある様で順番待ちということのようです。

その会社のHPを見ると

安さを売りにしてお客様を集めているようですが。

この外構業界では

何が安くて何が高いのか?一般の方にはわかりにくい業界です。

私が見に行った現場では、土止め(土に接するブロック)になる部分にもかかわらず

100mmのブロックを使っていたり、ブロックのコーナーになる部分に鉄筋が入っていなかったりと、ひどい始末です。

このまま進めたとしても、あとからひび割れのするのは目に見えています。

外構の場合すべてが教科書通りということも無いのが事実ですが

最低限のルールというものはあります。

後日手直しにならないように工事を行うということを念頭に置けば

自然とどのように工事するべきかは答えは出てきます。

前置きが長くなりましたが

着手金は必要なの?ということですが

以前にもコラムで記載させていただきました。

内容は重複しますが

なぜ着手金が必要なのか?

なぜ工事を行ってもいないのにお金を払わなければならないのか?

と疑問を持ったことはありませんか?

家を購入する場合もそうですね。

家を建てる場合は設計料や確認申請費用など、工事着手する前というよりも

工事に対して書類が動き始めていますので、必要ということもあります。

外構と家の新築は違います。

設計や、ショールームなどの展示などで、工事前にも多額の費用がかかっている家の新築とは違い

外構やリフォームでは着手する前の費用は一般営業経費として多くはかかりません。

但し、プラン図やパース図を作成には無料と記載されていても、訂正回数が多くなると着手金を取られることもあります。

この場合は着手金というよりも設計費に充たるので着手金とはちょっと違う意味合いになるでしょう。

さてこの着手金ですが、なぜ払うのでしょう???

工事を準備するのにお金が必要。材料を調達するのに必要。

という趣旨だと思いますが、ふた昔前の話です。

現在はいわゆる売掛け。 月末締めの○日払いというのがほとんどです。

では、なぜか?

業界的な通例だから

という一言でしょう。

払ってもらえるか心配だから?

これからお庭の工事をするわけですから、簡単にお客様も逃げたり倒産したりすることはありません。

よほど、ネットで検索してくる工務店の方が怖いです。

こちらの方は極力着手金をもらうようにしています。

yamasoでは、基本的に着手金をいただいておりません。

支払いは工事を終わってからいただいております。

工事期間が長い場合や、金額が大きい場合は○月分として○円。またはこの工事が終了すると○円という契約を結ばせていただいております。

また設計申請業務が伴う場合は、その形態に応じた費用を部分請求しています。

工事をする前にお金を払うというのは、お客様にとって本当に工事を行ってもらえるのだろうかと、ちょっと不安になるかと思います。

お客様が戸建て住宅に住み、これから家やお庭を直して住み続ける。という事実と、

創業昭和41年より、地元でコツコツと資材置き場を広げていきながら生業を続けてきたyamaso。

自宅と会社が同じ敷地内ですので、簡単に移り住むことはできません。

どちらも簡単には逃げることができないということで・・・。

それがお客様との信頼関係と思っております。

先ずはお客様を信じる。

それがyamasoのポリシーです。

本日もご覧いただきありがとうございました。

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