最近の住宅は大丈夫?
こんばんは。
今日は最近感じる住宅の工期の話です。
新築外構を多く行っていますが、最近目立つのが、住宅の着工から2か月で引渡しという物件が多くなってきているという状況です。
工期が短ければ、その分今借りている住居の家賃が安く済む。ということでしょうが、本当に大丈夫なのかと。
外構工事と違い、乾燥養生期間の必要の無い内部の工事ですが、近年のユニット化により現場作業を少なく。ということなのでしょうが、実際には夜遅くまでやっているようです。ライティングの写真を撮りに夜21時や22時に現場に行くこともありますが、隣の現場ではまだ作業しているところをよく見かけます。
ちょっと声をかけたりしますが、
「ちょっと近隣に言われちゃってなるべく音が出ないようにはしているけど、工期が決まっているからしょうがないんだよな。」と。。。
日中に工事をしている私たちもそうですが、工事が終了すればまた次の現場へと言ってしまいますが、引っ越してきて住む方には長年のお付き合いのお隣さんになります。
引っ越し早々に、「随分と遅くまで工事をしてだいぶ迷惑をかけられたんだよ。」と言われてしまいましたというお客さん。
最近では住宅の顧客争奪で価格差では限界が出てきてしまっているので、工期を売りにしている会社もありますが・・・。しっかりとした見極めが必要ですね。
私も建築の工事をしていたころには、工期最優先。という状況に嫌気がさしたのも会社を移った理由の一つでもありますが、建築人としての誇りはいつまでも持ちたいですね。
工事を急げば仕事が粗くなり、当然仕事がきれいにいかなくなります。
だからと言ってたっぷり時間をかけて仕事を行うと、施工単価が高くなります。
【早くきれいに】は理想論であり、どこまでがきれいな仕上げ。
ということは見る人によって変わってしまいますが、少なくとも、【早くそれなりに】では次に仕事が来なくなってしまいます。
【次に仕事をもらうのは誰ですか?】
yamasoはほぼ100%エンドユーザー様からの仕事を行っておりますので、それを心掛けて仕事に励んでいます。