LIXIL / 突然ドア前って怖い!玄関前の防犯性を高めるコツ
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【LIXILのエクステリアで100のいいコト】26/100
突然ドア前って怖い!
玄関前の防犯性を高めるコツ
自宅に一人でいるときにチャイムが鳴ってドアを開けると、知らない人が立っていてびっくり、という経験がありませんか。最近は防犯意識の高まりから、来訪者を確認できるドアホンやセンサーライトなどの設備も増えていますが、たまたま玄関近くにいたときなど、ついうっかりドアを開けることはあるものです。不審者かどうかはモニターだけでは判断がつきにくいもの。見るだけでなく、そもそも不審者を住まいに近づけない工夫が必要とされる時代になってきたのかもしれません。
まずは、不審者や来訪者との距離をつくること
住まいと道路など外との間を隔てる門扉。門扉は敷地の境界線を示したり、外観を引き立てるだけでなく「防犯性」を高める効果があります。たとえば住まいと道路との間に境界線がなく距離が短いと、玄関ドアを開けるといきなり近くに人が立っているという事態が考えられます。もしその人が不審者であれば、玄関からの距離が近いとその家が留守かどうかの判断がしやすくなってしまうということも。開放的な住まいは魅力的ですが、敷地外と玄関との距離はある程度確保しておくことが家族の安全を守る上では重要です。
囲いの少ないオープンなエクステリアを選んだ方も、実際に住み始めてみると、「もう少しクローズドな部分が欲しかった」と思う人は多いようです。
満足度で見てもオープンな外構を選んだ人よりも、クローズドな外構を選んだ人の方が満足度が高いという結果もあります。これは単に見た目の問題ではなく、実際に暮らし始めてからドア前にいきなり人が立っていたり、防犯性に不安を感じた経験がある方が多いのかもしれません。
門扉がない住まいの場合、セールスなどの知らない人でも玄関ドアの前まで簡単に入ってこれるので、一人の時や子どもが応対する時など不安ですよね。門扉があれば勝手に玄関ドアの前まで入りにくくなるので、応対時の不安も軽減することができます。
門扉は空き巣やいたずらにも効果アリ
門扉は空き巣対策にも有効です。空き巣側の心理としても、門扉などがあることで侵入するのに余分な時間がかかるとあきらめる傾向があります。調べによると、空き巣が侵入をあきらめるまでの時間は7割近くが「5分以内」と答えており、「侵入に5分以上かかりそうだな」と思わせることが重要です。
たとえ簡単に飛び越えられるような高さでも、門扉があることで心理的なハードルが増し、侵入に対する抑制効果が期待できます。また「大切な自転車のサドルが盗まれた!」「車に傷をつけられた」といったいたずらのリスクも減らすことができるでしょう。
オープンなエクステリアの場合、玄関先に置いておきたいけどちょっと見せたくないものが丸見えになってしまうこともあります。しかし、門扉があれば外から美しく見える上、見せたくない部分の目隠しにもなります。また玄関前の美観だけでなく、門扉があることで不審者に「入りにくそうな家」と印象づけることができ、庭や通用口へ不審者が侵入するのを防ぐ効果もあります。さらに防犯性を高めるのであれば、「犬走り」と呼ばれる建物と塀の間に防犯用の砂利を敷くと、歩くと音が鳴るため不審者の侵入を防ぐことができ、より効果的です。
防犯性を高めるために門扉を設置するなら、施錠のできるタイプが良いでしょう。とは言え、毎日使うものなので、開け閉めが煩わしいのは嫌ですよね。例えばLIXILなら、リモコンキーやカードキーなどで施解錠でき、自動施錠機能のある電気錠をつけられるタイプがあります。
出入りはスムーズに、セキュリティは万全に。LIXILの門扉にはカードキーやリモコンキーを使って施解錠できる3つの電気錠タイプがあります。室内からの解錠もできるんです。
〇 1.CAZAS+カザスプラス[電池式]
普段お使いのケータイやカードをかざすだけで施解錠できます。
〇 2.タッチキー[電池式]
リモコンキーをバッグなどに入れて携帯しておけば、門扉のタッチボタンを押すだけで解錠できます。
〇 3.システムキー[AC100V式]
リモコンキーをバッグなどに入れて携帯しておけば、門扉に近づくだけでラクラク解錠できます。タッチ/ノータッチの切替も可能です。
〇 安心をつくる門扉で防犯対策を
このように門扉は、実際に来訪者との距離が置けるだけじゃなく、見た目で不審者の心理的ハードルを上げることができます。さらに防犯性の高い設備を取り入れることで、より安心な暮らしを実現することができますね。普段、昼間に一人で家にいることが多いご家庭や、開放的な住まいに憧れて新築の際に門扉をつけなかったけれど、外からの視線が気になるという方もこの機会に門扉の設置を考えてみてはいかがでしょう。
※ LIXIL「リクシルのエクステリアで100のいいコト」より参照