LIXIL / 雨風に強い庭づくりのコツと強風対策
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【LIXILのエクステリアで100のいいコト】63/100
雨風に強い庭づくりのコツと強風対策
初夏から秋にかけての季節は、台風のように威力の強い雨風が発生しやすい時期。お庭で大切に育てていた植栽などが突然の雨風にあおられてしまった、という方も多いのでは?
特にお庭は、天候の影響をダイレクトに受けるスペース。雨風による庭の被害をできるだけ抑えるためにも、事前にしっかり備えておくことが重要です。
そこで今回は、雨や風に強い庭をつくるコツと、強風から植栽やアウトドア家具を守る対策をご紹介します。
〇 水はけのよい庭にしよう
雨のあとは庭に水がたまり、なかなか水が引かない……とお悩みの方は多いのではないでしょうか。雨水が残っていると洗濯物を干すときに、靴などが濡れてストレスになりますよね。
庭の水はけを良くする比較的簡単な対処法が、「砂利を敷くこと」。水がたまる場所に4~5㎝ほどの厚さで砂利を敷いておくと、水はけが良くなります。
地面がでこぼこのままでは水たまりができる原因になってしまうので、砂利を敷く前に地面を平らにして、しっかりと踏み固めておくことが長持ちのポイントです。
〇 庭木はこまめなお手入れとチェックを
枝葉が密集している庭木は風通しが悪く、風の影響を受けやすくなります。強風時には枝葉に大きな力がかかり、場合によっては庭木が倒れてしまうため、普段から剪定などで枝葉の風通しを良くしましょう。
また、植えたばかりで根の張り方が浅い庭木には、支柱を立てておきましょう。支柱が庭木を支え、強風による倒木を防いでくれます。庭木が根を張ったあとでも、風の影響を受けやすい地域は支柱を残しておくと安心です。
こうしたお手入れの際に、「風で飛びそうな枯れ枝はないか」「押してグラグラしていないか」「腐食で空洞やキノコができていないか」など庭木の確認を行いましょう。不安な点があれば専門の造園会社などに相談することをおすすめします。
鉢植えやアウトドア家具を置いていると、風で倒れたり、飛ばされたりする可能性があります。強風がやってくる前に、できるだけ室内に取り込んでおきましょう。
もし、「重くて運べない」「室内にスペースがとれない」という場合は、次のような対策がおすすめです。
植栽や庭木を強風から守るには?
鉢植えは風が当たりにくい軒下や壁際などにまとめて置きます。スタンドに置いた植栽やフェンスに飾ったハンギングプランツなど、高い位置の鉢植えも忘れずに下ろしてください。
移動が難しい大きな鉢植えは、あらかじめ横に倒しておくと強風による転倒を防げます。その際、土がこぼれないように新聞紙を詰め、枝葉全体にビニールシートをかぶせて、ひもで縛ります。横にした鉢が風で転がらないようにレンガやブロックを鉢植えの両サイドに置くと安心です。
庭木の場合は、支柱が朽ちていないか、手で押してグラグラしないか確認します。風通りを良くするための剪定も十分か見ておきましょう。
アウトドア家具の対策も知ろう
室内に入らないアウトドア家具も風が当たりにくい場所に集め、紐を使ってフェンスの柵や柱にしっかりと固定します。このとき、足場がグラグラしている場合は、家具を逆さにして紐で縛りましょう。家具の重心が下がるため、風で倒れたり、飛んだりする可能性が低くなります。
日差しを遮るためにガーデンパラソルを設置している方も多いと思います。ガーデンパラソルも風にあおられやすいため、外せるものはできるだけ室内保管するのがおすすめです。しかし、外せないときは畳んだ状態にして、傘の部分を紐でしっかりと結んでおきましょう。
雨や風の日でも安心できる「テラスVS」
多少の雨でも洗濯物が干せたり、くつろぎのスペースをつくったり、庭空間の活用の幅を広げるテラス屋根。なかでも「テラスVS」は、基準風速Vo=46m/秒地域まで対応できる安心・安全設計を実現しました。そのため、全国どの地域でも設置することができます。テラスVSの前面にスクリーンをプラスすると、雨や風の吹き込みも防げます。
風だけでなく雪にも強い「カーポートST 小屋根タイプ」
耐風圧強度が46m相当と業界最高水準の強さを持つだけでなく、耐積雪強度も最大200㎝相当の強度を設定した「カーポートST」。ミニサイズの「小屋根タイプ」は、テラス屋根としても使用できます。強靭なボディで強風や積雪からテラス空間を守りながら、1年を通して安心できるテラス空間にしませんか?
台風など強い風雨はいつお住まいの地域にやってくるとも分かりません。「庭の対策はまた今度……」と後回しにせず、できるときに、しっかりと備えておきましょう。
※ LIXIL「リクシルのエクステリアで100のいいコト」より参照