LIXIL / ベランダを部屋のように!屋外の心地よさはそのままに手軽に部屋化する方法
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LIXIL【エクステリアでいいコトコラム】No:84
新築時はいろいろ活用したいと思っていたベランダ。実際に生活してみると、あまり使っていないという方も多いのではないでしょうか。今回はベランダを部屋のように使いやすい空間に変える方法や、エクステリアアイテムで手軽に実現できる空間アイデアをご紹介します。
※マンションの場合、リフォームや活用方法に制限があるため事前に管理規約や管理会社にご確認ください。
ベランダをどのように使用するかによって、必要な広さや設備、家具なども変わります。使いやすい空間にするためには、最初にベランダを部屋のように変える目的をしっかりと決めておくことが大切。ワークスペースに変えるのか、収納スペースをつくるのか、まずは用途を明らかにしましょう。
その上で、家族の希望を合わせながら「ベランダでどのように過ごしたいか」を決めると、より空間としての質や価値が高まります。たとえば、「ワークスペースをつくる」だけでなく「夫婦のデスクを並べてコミュニケーションをとりたい」「外の自然を感じながら働ける専用のワークスペースにしたい」など、理想のライフスタイルなども一緒に考えると、使い勝手のよい空間に仕上がります。
次はベランダを理想の部屋に変える方法です。想定した目的をかなえる空間にするには、どの方法がいいのか考えましょう。
〇 家具やベランダアイテムで部屋のように
ベランダのメリットは自宅にいながら外の自然を身近に感じられること。そこに、ちょっとしたアイテムを加えるだけで、暖かな日差しや心地よい風はそのままに、部屋のように過ごせる快適な空間に生まれ変わります。
たとえば、日差しや近隣からの視線を遮ってくれる庇やシェードは、ベランダに「天井」や「壁」のような存在をつくることが可能。リビングのように美しい「床」に仕上げたい場合、ウッドパネルやタイルといった床材の設置がおすすめです。ベランダにさまざまなアイテムを加えた部屋なら、お気に入りのチェアやテーブルを配置すると、さらに部屋らしく快適に過ごせます。
〇 ベランダをリフォームして部屋を拡張する
本格的にベランダを部屋にしたい場合は、リフォームという方法もあります。2階リビングや寝室、子ども部屋などから続くベランダをなくして部屋を拡張します。「ほとんど使っていないベランダをなくしてリビングを広くしたい」「モノや収納家具が増えて部屋が手狭になってきた」など、部屋そのものの広さを見直すことができます。
しかし、ベランダをなくして部屋にしてしまうと、延べ床面積や建築面積が増えるため、建ぺい率の制限を超えてしまう可能性があります。建築基準法では建ぺい率(土地の中で建てられる面積の割合)を超えて建物を建てることはできないため、工事会社の方などに相談し、確認してから進めるようにしましょう。また、「建物表題変更登記」といった申請が必要な場合もあるので、一度確認しておくと安心です。
ベランダを拡張して部屋をつくるリフォームは、しっかりと理想を実現できる一方で、工事が大規模になります。耐久性や耐震性の面から構造部の補強が必要になったりすると、想像以上に時間や費用が必要になることも。
専用のエクステリアアイテムを使えば、設置は数日で終わる工事がほとんどなので、大規模な工事をせずにベランダを居心地のよいスペースに変えることができます。「住まいやベランダを見直したいけど、大規模なリフォームはちょっと・・・」という方には、エクステリアアイテムで手軽にベランダを部屋に変える方法がおすすめです。
エクステリアアイテムでかなえるベランダ活用アイデア3選!
ベランダにエクステリアアイテムをプラスすることで、どのような空間に変わるのか、さまざまなベランダの活用方法をご紹介します。
1.テラス囲いでペットや子どもの遊び場に
ベランダにテラス囲いを設置したスペースは、雨の日のペットや子どもの遊び場として活躍します。室内では家具などにぶつかる心配から思いきり遊ばせることが難しいときも、テラス囲いのあるベランダなら自由に動き回ることができます。
LIXILの「サニージュ」なら、日差しや風を採り込みながら快適な遊び場が完成。ベランダに差し込むやわらかな日差しは、日向ぼっこやお昼寝スペースにも最適です。
ベランダの半分だけなどサニージュを部分的に設置することもできるので、室内のように過ごせる空間と屋外空間を両方楽しめる魅力的なベランダに仕上がります。
※床面積が10㎡を超える場合や、防火・準防火地域においては建築確認申請が必要となります。専門業者などに確認しながら進めるようにしましょう。
※サニージュには部屋のような水密性・機密性はありません。雨に濡れて困るものは置かないようにし、電化製品などは耐水・耐候性能を確認した上で使用してください。
2.プライバシーと心地よさを両立したワークスペース
ワークスペースとしてもベランダは最適です。長時間、同じ部屋で仕事を続けていると作業に行き詰まるときもありますよね。開放的なベランダは気持ちの切り替えを促し、働く時間と発想を豊かにしてくれます。隣家からの視線が気になるときは、視線を遮るシェードがあると仕事に没頭しやすいワークスぺースに変わります。
あっという間に施工できるLIXILの「スタイルシェード」なら、仕事に打ち込めるスペースを手軽に増やせます。景色を楽しみたいときや冬場など使用しない時期は、付属のボックスに生地をすっきり収納できるため、シェードがベランダからの眺めを遮ることもありません。
3.外観や足もとの美しさにもこだわった趣味スペース
ベランダを趣味スペースにアレンジすると、休日の満足度も高まりそうです。チェアを出してのんびり読書をしたり、キャンプ用品など趣味道具のお手入れなど、思いきり自分の世界に浸れるスペースをつくりましょう。
ほどよく光や風を採り込みながら視線もカットできる「モダンパネル」を設置すると、気兼ねなく趣味を楽しめるスペースを確保できます。デザインはナチュラルからシンプルまで幅広いバリエーションをご用意しているので、住宅の外観に自然と調和するデザインが見つかります。
さらに気分を高めたい方は、バルコニーの足もとをおしゃれに仕上げるベランダ用床材がおすすめ。床材の設置で汚れや傷みを上から隠すことができます。美しく生まれ変わったベランダでは、趣味を楽しむモチベーションがより高まります。
LIXILでは、ウッドデッキの全商品がベランダへの設置に対応しています。室内とベランダをフラットにできるので、出入りがラクラク。室内とベランダに視覚的な連動感も生まれ、部屋が広がったように感じられます。
ベランダをもっと活用したい、住まいをもっと広く快適に活用したいという方は、ぜひ参考にしてくださいね。
※ LIXIL「エクステリアでいいコトコラム」より参照