24:目隠しフェンス
最近の傾向では、遮断され隙間がない物よりも、防犯上人影がわかる隙間のあるものが多く使用されています。
5年ほど前では20mmほどのものが多く出ていましたが、現在では10mm~15mmの物が多くなっています。
こちらを基準にyamasoでは
・10mmでは狭め(向こう側がみえにくい)
・15mmでは若干広め(向こう側が少し見えます)
・20mmは広め(向こう側が見えます)
とお話しています。
実際にyamasoでは、狭すぎず広すぎずの13~15mm程度の物をお勧めしています。
選び方
目隠しフェンスの高さの決め方は?
住宅のお庭(敷地)は一般的には道路より高くなっている事が多いです。
目隠しフェンスの高さを考える場合は、道路からどのくらい高低差があるか?ということが一つの基準となります。
一般的に目隠しフェンスは、1.8m程度あれば人の視線は隠れると思われがちですが、お庭や家からの視線を隠すためには全く足りない数字となってしまいます。
目隠しフェンスの高さは実際にどのくらいの必要?
●お庭に立った時に外からの視線を遮りたい場合
道路と庭の高低差が30cmの場合
道路+30cm=お庭の床の高さ
となります。
お庭に立った時の視線は170cmとすると
30cm(お庭の高さ)+170cm(立った時の視線)=2m
よって道路からの高さがは2m必要となります。
●テラスで座ったときに外からの視線を遮りたい場合
テラスの高さは、庭の高さ+約50cm とします。
座ったときの視線の高さは120cmとなります。
その場合
道路の高さ+30cm(庭の高さ)+50cm(テラスの高さ)+120cm(座ったときの目線の高さ)
=2m
2mのフェンスだとテラスで座った時は目隠しになる可能性が高いです。
しかし、立った時は道路を通行している人と視線が合ってしまう可能性があります。
●テラスで立った時に外からの視線を遮りたい場合
テラスに立った高さを170cm とします。
そうすると
=道路の高さ+30cm(庭の高さ)+50cm(テラスの高さ)+170cm(立ったときの目線の高さ)
=2.5m
テラスで立った時も、道路を通行している人と視線が合わないようにしたいという場合は、道路から2.5m程度の目隠しが必要となります。
ただし、この高さとなるとかなり圧迫感も出てきますし、高さが高くなる分使う部材や必要な柱の基礎も大きくなるので価格も高くなります。
安易に高さのあるフェンスを作っておけば大丈夫と考えるのもおすすめできません。
yamasoで実際に目隠しフェンスを検討される方は、テラスや室内での座った高さを見えないようにしたい、立った時は視線が合っても「まあいいかな」という方が多いです。
しかし、これは道路にいる歩行者の人がフェンス際を歩くと仮定した場合で、フェンスから張られた場所の場合は見え方が変わってきます。(左図参照)
また室内のどこで座るのか、どこで立つのかによって見え方も変わります。
実際に住宅の中から、歩行者の人がどのあたりを歩くのかを考慮して、室内から見たりお庭で立ってみたりと試してみて高さを決めるのがベストです。
新築の外構の場合は、まずは1.8~2mで見積りを行い、完成前足場が取れた際に実際に現地で高さを確認して決めるのがおすすめです。
商品紹介
LIXIL:フェンスAA YL1型
LIXIL:フェンスAB YS3型
三協アルミ:フレイナ T1型
三協アルミ:レジリア YM1型
四国化成:クレディフェンスHG 7型
四国化成:ルーバーフェンス1型
YKK AP:ルシアスフェンス H02型
YKKAP:シンプレオ フェンスYL1型
タカショー:エバーアートフェンス e-横板貼
タカショー:エバーアートフェンス センシアR 横ルーバー
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