シンボルツリー

ミモザ(常緑高木)

樹の全体写真

花の写真

実の写真

成長:とても早い

病害性:普通

特長

黄色の花が房状に咲き、木全体が黄色くなる姿が美しいです。
春先に黄色い花を満開につけるので、遠くからでも非常に美しく、よく目立つ花木です。
切花やドライフラワーにも利用されます。
小さく風に揺れる葉の色は白粉を浴びたような青緑色をしています。 

成長が早くすぐに大きくなるので剪定をして樹形を整えることが必要です。
樹高は高くなりやすく自家直立しにくいので、添え木ができる場所に植えます。

関東以西の低地では街路樹や公園などに多く植栽されています。
移植を嫌うので植える場所は大きくなると思って計画を持って植えてください。
鉢植えの場合も植え替えのときはあまり根鉢は崩さずに行いましょう。
強剪定にも耐えてかなり大きく成長します。
大気汚染にも強く、都市環境でも良く育つ樹木ですが浅根性のために強風には弱いところがあります。 

正しくはアカキア属と言いますがアカキアではなく一般にはアカシアと言います。
ミモザアカシアのことをギンヨウアカシア、フサアカシアとも言います。
ミモザアカシアと房アカシア(フサアカシア)、銀葉アカシア(ギンヨウアカシア)は別種だとする資料もあります。本当のところ私どももまだ結論がでません。
見た目の特徴や性質は非常に良く似ていることから、違いがあるかもしれないけど一緒でも良いんじゃないかと思っています。
ニセアカシアも一般的によくアカシアと言われ混同することがありますが、ニセアカシアとは別品種です。 

フサアカシアとギンヨウアカシアの違いは、『細い葉の長さ』と、『細い葉の集まった塊の長さ』が一番分かりやすい違いです。
ギンヨウアカシアは、細かい葉1個1個が短めで、細かい葉はだいたい20対くらい1塊になっています。 フサアカシアは、ギンヨウアカシアと比べると細かい葉の長さも長めで、1塊に30~40対くらいの細かい葉がついています。 オーストラリアの国花とされています。

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
移植
開花
剪定

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