大谷石擁壁の補強
FITパワー
横浜市擁壁補強工事
Yamasoスタッフより
この度はご依頼いただきありがとうございました。
大谷石補強でのFITパワー施工例ができ、良い機会を与えていただいたことに感謝申し上げます
工事中もご協力いただき施工しやすく、その分しっかりと施工も完成することができました。ありがとうございます
また塀の補強等の工事もお待ちしてりますので今後ともよろしくお願いいたします
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工事着手前
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工事完了後
工事概要
- 工事概要
- 横浜市港北区
- 工事場所
- 大谷石の補強、H鋼土留め
- お客様の要望
- 土圧で傾いてきた大谷石と、崩れそうな簡易的な土留めをどうにかしたい
工事前
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土圧により傾いてきている大谷石をどうにかしたいとのご相談
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大谷石の上に土が盛られており お客様自らが行った簡易土留め
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水道やガスの配管もあり、崩れた場合ライフラインが止まってしまいます
施工中
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鉄骨埋込用の掘削 深さ1.5mの壺掘りです
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鉄骨は150×150mmを使用 天井高さに制限があるため 鉄骨長さは3mまで 上に出る部分と埋める部分 ほぼ同じ長さ以上埋めるのが基本です
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H鋼は腐食に強いローバル塗装(常温亜鉛メッキ塗装) 板材は木製矢板材に防腐材を塗布し、耐久性に考慮しています
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これが補強金具 大林(だいりん)社のFITパワーです
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通常はブロック塀に合わせて穴あけ400㎜間隔なのですが大谷石補強用に300㎜間隔での穴あけ加工をしています
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アンカー材は FRP製 軽くて丈夫です
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断面図 はこうなります 大谷石
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立面図・平面図はこちら 大谷石の大きさ900×300に考慮して1350㎜間隔にて設置しました
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FITパワー設置面までの掘削
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アンカー部分の掘削
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ちょっと深めの1.2m掘りました
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アンカー設置
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コンクリートで根固め
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補強板取付用のアンカー打ち込み 樹脂アンカーを使用しています 大谷石の上に打ち込み式アンカーを使用して上にブロックを継ぎ足しているところを見かけますが、大谷石は柔らかいので打ち込み式アンカーは効果がありません。 大谷石上のブロックはほぼ危険と思ってもよいでしょう
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大谷石の転倒防止用の横板(フラットバー)
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ボルト、ナット類はすべてステンレス製を使用
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大谷石の傾きによるすき間は、モルタルよりより強度の高い無収縮グラウト材を使用しています
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横板の出隅、入隅部分はアングル材で補強。 FITパワーと横板材もアングル材溶接取付を行い一体化しています
工事完了
お客様の声
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大谷石に不安がありましたが、補強を行うことで安心して暮らすことができます。山留めも道路に面した擁壁の基礎下が見えてきており不安でしたがこれで一安心です。