一見なんともないカーポートと跳ね上げをつけるだけの工事と思われますが

カーポートの柱を立てる位置にたてといと埋設雨水配管があり柱の位置をかなりシビアな納め方が要求されています

柱の基礎です この柱のメーカー標準基礎サイズは450×400×589H この大きさであればメーカーで試験を行った耐風速や耐積雪強度を保つことができます。 安く販売している会社はこの部分を小さく作り手を抜き、うちは安いですよと言います。 300×300のサイズで作ると体積が上記サイズの半分になり 例えばインスタントセメント25kgの袋が8袋使わなければいけないものが4袋で済んでしまいます。 これが柱4本になると32袋使うものが16袋で済んでしまい結果安く済むことになります カーポート設置の際には見積もりの際に必ず基礎作成サイズのを聞き、実際の作るサイズを測りましょう

電動跳ね上げ門扉用の配線工事です 幸いなことに、建物際が砂利時期。土間のラインがインターロッキングでしたのでそちらを撤去し線を埋設しました

玄関わきにあるインターホンの移設に伴い駐車場脇のコンクリートをはつり埋設しました

建物のたてといと屋根が干渉するため 一般的には屋根が柱の真上まで来ますが今回は少し内側に行いました

カメラの角度を変えて真下から撮ると建物の樋とカーポートの屋根が近いのがわかるかと思います

カーポートの柱は外壁と50mmほど開けています 丸いマスのフタが地中の配管でつながっており、右にずらすこともできず、2~3センチの位置での決定でした。 屋根を柱の真上まで伸ばすと樋にあたってしまうところでした

玄関前の屋根も建物から50㎜開けての組み立て 離れると雨が吹き込んでしまい 近づけると強風で建物と接触してしまいます

【ちょっとした疑問？】床のコンクリートを撤去すると出てくるワイヤーメッシュ これを見ると先に行った外構会社の質がわかります 駐車場としてはほぼ使われない細いワイヤーメッシュ。 弊社使様品の1/3の価格です 車の乗らないテラス等であればよいのですが一般的には150㎜のマス目の5ミリの太さを使います Yamasoでは100㎜のマス目の太さ5㎜の物を使用しています またワイヤーメッシュがの上にコンクリートが載っています 普通はコンクリートの中に入っていなければ意味のないものです 砂利の上に置いただけでは入れていないものと同じ 意味のないものにワイヤーメッシュの費用が計上されているということになります これでうちは安いです！　と言われても困りますね

跳ね上げを門扉をあけた際に樋にぶつからないように柱の横に樋を振っています

今回カーポートの柱の位置、跳ね上げの柱の位置の確定がかなり細かく調査しないとつけてからぶつかったりするものでした、 カーポートの柱の位置を変更。屋根の位置を少し変更・切りつめで現場がうまく納められました